PTAってどうなん?の話

子育て

子育てを3人もしていると色んな人に聞かれるこの話題。

私はよく分からないままにPTAの活動に参加していたら、結果的に役職についてしまった人間なので自分の経験からメリット・デメリットを伝えられるようになりました。

PTAとは?

任意団体であるので、加入は強制ではありません。

強制加入にしていたPTA団体が裁判で負けたという情報もありましたが、当初、私が絡み始めたPTAは、どちらかというと勝手に加入させてるタイプの団体でした。加入率100%だったそうで、問題視され始めて、仕組みが変わっていきました。

PTAの役割、正式には公式のページとかご覧いただいた方が良いのですが、PTAが存在する意味は、学校の生活・仕組みで不備を感じた時に組織として意見が言えたり改善することができることだと思います。個人で学校に意見を言える親御さんもいらっしゃるのかもしれませんが、その意見が個人的意見か団体性があるものかで受け取られ方や対応方法は異なると思います。

PTA活動の事例として、我が子が通う小学校の校舎は一時的に使用していなかった棟を人数の変動により再使用することが決まりましたが、トイレの老朽化がひどく、大人でも利用を躊躇するような状態でした。市に改修時期を確認すると、その当時の計画では5年後にトイレ改修の順番が回ってくるとの回答。『5年度に改修だったら、今の在校生ほぼいないな、、、』

そこでPTAの活動費の中からトイレ清掃の依頼を業者に実施し、トイレ掃除を実施しました。

PTAのメリット?

私は流れで四役(副会長)を担うことになったのですが、全て終わって振り返った時の純粋な感想は、『ま〜やっても悪くはなかったな』です。

元々、ママ友がいない私からすると、小学校の中でママさん達と繋がりを持てたことはメリットでした。あと、純粋に学校を訪問するハードルや校長先生・教頭先生との会話ハードルも下がるため、低学年の息子は学校に母親が来ていることを嬉しく思ってくれていました。

もう1点、無償でこんなに一生懸命に活動される方がいるんだと、自分の仕事の姿勢を改めるきっかけにもなりました。私の会社の大先輩には対価をもらってもず〜っと会社の文句を言い、若者より質の悪い仕事をしている方がいたので、対価を得て活動することの責任が増えたように思います。

PTAのデメリット?

絶対、PTA組織内の誰かと誰かが揉めます笑 

そこに(LINE上でも)居合わせると、、なんで無償の活動で不快にならないといけないんだと、嫌〜な気分になります。だけど、これは、仕方がないことです。

たとえ、PTA会長がいらっしゃっても、役員や委員はPTA会長から雇われているわけではありません。解雇されるリスクもありません。役割の重低では会長さんの方が重いかもしれませんが、勘違いをしてはいけません。みんな、子供の保護者であるだけ。立場は対応なんです。この認識がズレると歯車が繰り出します。

揉め事に対して、少し客観視して捉えられるぐらいの心の余裕があれば、OKです。

LINEとかで『はっ?』とか言っちゃう人がいます。社会人経験していると、LINEグループで『はっ!?』て発言されるママさんがいたことはとても、ビックリしたエピソードです。きっとこのママさんにとってはキャパオーバーな事があったんだと思います。なかなか難しいですね。

プチエピソード

私は内職が結構好きです。なので、過去にPTA活動で参加する必要があった時には、ベルマーク活動に立候補しました。しかし、一時期学級委員に所属し、ベルマーク活動について学んだ時に違和感を覚えまくりました。違和感の正体は、ベルマーク活動の時給が安すぎるということです。また、もう1つは、ベルマークポイントがずっと貯められていて(=活動している保護者さんのお子さんが恩恵を受けていない)還元されていないことでした。我々は、ベルマークコレクターではない。

コロナ禍だったので、ベルマーク活動を在宅化させたのち、時給換算を提示して活動を終了させました。しかし後に、『ウォータークーラーを購入するためにベルマークしてたのに、活動終了したんでしょ』と私がベルマーク活動終了させた張本人だと知らないママさんに何気なく話し掛けられた事があります。

確かに、ベルマークポイント交換品にウォータークーラーはありました。だけど、工事費が別なんですよ。校長先生に確認したら、工事の予算を学校から捻出するのは当面厳しいとの回答を既に得ていました。様々な角度から検討して活動終了させたのですが、なかなか組織全体に活動を認めてもらうことは難しいですね。認めてもらいたいというより、単価の安いベルマーク活動を依頼したくなかったという想いだけですが、、、

学び

ワーママとそうでないママさんの思考の違いを感じることが出来ました。

また、その2軸だけではないのですが、解決方法を見つけて早く対応することが目的なのか、ある問題に対して”問題だね”と共通認識を持つことが目的なのかそれぞれの活動スタイルに気づくことも必要だと思いました。

会社員では経験できないことも沢山経験できたので、PTAに参画してよかったと思います。

役割を経験した人間からすると、ご自身に少し余裕があるならやっても良いと思いますが、「自分は一杯一杯になってしまう」という方は、役割を辞退されても良いかなって思います。

実際、私は元々役員予備でしたが、役員に立候補された方がご自身のメンタルで辞退されて繰り上げでした。引き受けるのも勇気、辞退するのも勇気が入りますが、任意の活動なので無理のしすぎは良くないです。我が家は子供が3人いるので、どこかで学校に何かの役割はお返ししなきゃ行けないと思っていたため、役割を終えた後も、良い経験ではあったと思います。

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Ranisa
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こんにちは!
40代3児のワーママ Ranisaです
日々の暮らしを綴らせてください
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