〜小学生の登校しぶり〜学校に、絶対行かないといけないわけではないけれど

子育て

我が家は、一昨年、昨年と2年連続、子供達(第1子・第3子)の登校渋りを経験しました。

幸い学校の担任の先生に救っていただきました。

小学校1年生の息子 4月初旬の水曜日の出来事

それは、ある朝突然、小学1年生の次男からこんな宣言を受けました。

次男
次男

足が痛いから、学校に行けない。習い事のプールにも行けない。

(ん?ん?どうしたのだ?足なんて痛めるタイミングなかったやん。走り回ってたやん。)末子が保育園を卒業したことで、「保育園に送る」必要がなくなり、子供は勝手に学校へ行くと思っていた私の大誤算。(8時30分からリモート会議入れてしまってるよ。いや、まだ7時30分、落ち着こう。)

時間の流れ

7時30分 次男 学校に行かない宣言!

作戦1:小学校4年生の長男に一緒に学校へ行ってもらう

7時40分 

長男『校門に早く並ぶんだ!朝の運動場でドッヂボールをやるんだ!』と行って、弟を待たずに出発

作戦2:足が痛いなら病院へ行こう

7時50分 

足が痛いから病院へ行って、治してもらって学校に行ってみよう!と声をかける。もちろん、動かない

8時00分

次男の意思の強さを感じ、会議参加が難しいことを母として悟る。

作戦変更:会議をリスケさせてもらえないかグループの3名の方へ連絡(→了承)

作戦3:午前中に学校に行ってもらいたい私自身の気持ちを切り替え

9時00分

次男が足の具合が落ち着いたと言いはじめ、一緒に学校へ登校

担任の先生の素晴らしさ

授業の間の休憩時間に学校へ到着したかったものの、タイミングを図る余裕もなく、授業の最中に学校へ到着してしまいます。下駄箱で支援の先生に次男を引き渡そうとするも、非常に曇った表情の息子。そこへ、担任の先生が駆け寄ってきてくれて、『先生、〇〇さんに会いたかったのよ〜』+しっかりハグ。学校に遅れてることを怒られると思っていた次男はその言葉と行動に安堵。

『お母さん、ありがとう。行って行って。お仕事なんでしょ?(連れてきてくれたから)もう大丈夫、

大丈夫!』『(次男に)なんか、嫌なことあったん?先生もそんな日があるわ〜。後で先生にだけこっそ

り理由、教えてよ〜』

担任の先生は授業をしながら、教室の窓越しに登校してくる私達の姿を確認して、一時的に授業をサポート先生に委ねて、下駄箱まで迎えに来てくれてました。

担任の先生の熟練の声掛けと心遣いに安堵したと同時に、学校に行きたくないと言った次男に対して、担任の先生のように共感することもせず、イライラした態度で接していたことを深く反省しました。

なぜ、息子は学校に行きたくなかったのか

・小学校のクラスに保育園からのお友達が1人もいなかった。(運悪く別のクラスに偏っていた。)

・過去に習い事に行き、新しい環境も経験していたが、全て兄と行動を共にしていた。

・0歳児から卒園まで同じ保育園(1クラス)で、出来上がっているお友達の輪に入っていく経験がなかった。

・4月から水曜日に水泳教室を習い始めたが、水泳教室の先生が怖くて、放課後水泳に行きたくなかった。

反省と学び

今の時代、学校に行くことは絶対ではないけれど、完全在宅で仕事をしていない私にとっては子供が学校に行かないという行動は大ピンチでした。

一方、新学期の環境が大きく変化するタイミングで子供の不安に寄り添って行動することが出来ておらず、子供の不安に気づいたり、気持ちに共感した言葉をかけられなかったことは本当に良くありませんでした。仕事を優先する思考回路で動いていました。会議をキャンセルすることも、とてもストレスでしたが、きちんと謝罪し、リスケすることで全く問題ありませんでした。

担任の先生には、その後もご負担にならない範囲で状況報告をさせていただき、登校しぶりが起こりそうな大型連休明けには、工夫(折り紙や時計等を持っていく役割)していただき登校をサポートいただきました。

普段、私は、1人でなんとかしなきゃと思いがちでしたが、経験豊富な担任の先生と接し、助けていただける部分はお願いさせていただき、感謝をしっかりと伝えて行くことを学びました。

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