読書ログ『PCITから学ぶ子育て』

子育て

『1日5分で親子関係が変わる、育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て』という書籍を読みました。

主人
主人

そもそも、PCITって何?

RANISA
RANISA

Parent-Child Interaction Therapy:親子相互交流療法の略みたいです

この本を手に取ったきっかけ

2025年の1月頃から、某大学の心理教育総合相談センターに通っています。その先生より一度読んでみたら良いのでは?とオススメされたので、手に取りました。

書籍からの気づき

・4つのペアレンティング・スタイルでは、私は許容的、主人は権威的に該当するように感じました。  許容的な親は一貫性を持ってルールを守らせることは少なく、、ルール違反を許容する。甘やかしに近いとのことです。

RANISA
RANISA

はい、思い当たることが多すぎます。長女の時はまだ、一貫性がありましたが、末っ子に関しては、ルールを守らせる気持ちを強く持てず、すぐに許容していました。

スマホのルールも、食事のルールも、Switchのルールも、ガチャガチャも、、1回決めたことを何度変えてしまったことか。その先の子供の成長パターンとして、反抗的になったり、自己中心的になる。   当てはまるエピソードがいくつもありました。

その結果、子供との関わり方をどうしたら良いのだろう、子育てって兄弟でこんなに違うの!?っと感じていました。

PCITってなに?

PCITは、遊戯療法(プレイセラピー)と行動療法に基づいた心理療法。親子の相互交流を深めて、質を高めることで子供の心や行動の問題、育児に悩む親に対して改善するように働きかけるもの。

PCITの流れは?

前半のCDI(子ども指向相互交流)→後半のPDI(親指向相互交流)の段階がある。

CDI:親子の良い関係作りが基本、子どもファーストで遊びながら親は子育てスキルを学ぶ

PDI:親がリードして躾の段階に入る(親が効果的な命令の出し方を学び、正しく言うことが聞ける。)

1日5分、子供が親をリードして遊ぶ”特別な時間”

用意するもの

・2〜3種類のおもちゃ(積み木、ブロック、紙とクレヨン、塗り絵、電車セット、粘土等)

Don’tスキル

・命令しない、提案しない

・質問しない

・批判しない

Doスキル

・賞賛する(褒める理由を明らかに)

・繰り返す(子どもの言葉を受け止め、返す)

・真似をする(子どもの遊びについていく)

・行動の説明(親に注目される喜びを)

・楽しむ(はじめは演技でもOK)

親として意識すること

・具体的に褒める(具体性がないと何を褒められているのか相手には伝わっていない。)

『洗濯物を洗濯機に入れていてくれてありがとう、これで明日の朝、洗い忘れの洗濯物がなく1回で洗濯を終えられて助かるよ』

褒めるのが苦手でも大丈夫!言葉が先、心が後からついてくる。まずは意識!

・また指示段階のフェーズの時に指示を出して動いて暮れた場合は、『スグに言うことを聞いてくれて、ありがとう』を忘れない

子どものよくない行動はスルーし、良い行動に注目する”選択的注目”は必要。

お父さんやお母さんの言葉は、子どもにとって魔法のような力を持っているということ

実は、まだ、私はこのPCITの取り組みを毎日出来ていません。週1回ぐらいです。

でも、小さな変化を感じているので、毎日ではなくても週1を継続していきたいと思います。

余談

アタッチメント理論の考え方

アタッチメント:乳児が親に抱きついたり、あとを追いかけたりして身体的な接触を取ろうとする行動と、泣いたり笑ったりして親の関心を引き寄せる行動

この理論に実証性を与えたメアリ・エインズワースは、重要なのは世話の量というよりむしろ質であることと報告。乳児のアタッチメントに対する安定性・反応性と母親が授乳を楽しんでいることの間に関係性があることを発見した。

親を揺るぎない安全基地ととらえるられると子どもの探索活動は活発化し五感の刺激を受けて身体機能が発達する。

行動評価尺度 ECBI(エクビ)セレクト10

子どもの行動の問題の程度と、親の「困り度」を数値化できるスコアの日本語簡易版。

困り度)”はい”が5以上は”困り数がやや多い”、6以上は”困り数が多い”

やんちゃ度)”ふつう程度のやんちゃ度”が34点、”やんちゃ度がやや高い”のが39点

我が家の場合→困り度の”はい”の数は5、やんちゃ度36点。

この記事を書いた人

Ranisa
Ranisa
こんにちは!
40代3児のワーママ Ranisaです
日々の暮らしを綴らせてください
笑顔で楽しい日々を送りたいと思っています。

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