私が短時間勤務を通常勤務に戻した理由

キャリア

10年前になりますが、私は短時間勤務から通常勤務に戻しました。

上の子が5歳、下の子が2歳の頃です。

あの時、短時間勤務を通常勤務になぜ戻したのか、振り返っておきたいと思います。

RANISA
RANISA

えっ、腕にブツブツが、、(鏡を見る)顔にも。全身に蕁麻疹が出てる?!

いきなり、すみません。

短時間勤務をやめると決めた理由

短時間勤務をやめると決めた時、それは私の身体が悲鳴をあげてる事に気づいた瞬間でした。

得意先の顧客から、『あれ、顔、、大丈夫?』と言われ、その時は雑なお化粧をしていたのかなと思って、気にしていませんでした。保育園のお迎えの時間になり、エレベーターの中で、ふと自分の腕を見るとボコボコ。ん?エレベーターの鏡で顔を見ると凹凸が、、、全身に蕁麻疹が出ていたのです。

あの日の午前中事業所で、女性の先輩が『うちの事業所は、契約社員とか時短勤務社員とか、そんなんばっかり』と言っていました。その事業所には短時間勤務の私と、その翌月からもう1名の短時間勤務者・契約社員が増える予定でした。

(あれ、私も短時間勤務ですが、、、目の前でそれ言う?)と心の中で思っていました。

もちろん、それまでも、『配偶者の給与が低いから育休明けでも働いているの?』(育休復帰初日)とか、私が営業成績が良いと『短時間勤務で担当先が少ないから営業成績も良くなるのは当たり前だ』とか、色んなことを言われていました。しかも、直接。

ちなみに短時間勤務だからと言って、その先輩に迷惑をかける行為はしていません(特に業務を委ねる勤務の仕組みではなかったため)また、その先輩は組織をマネージメントするような立場でもありませんでした。

なぜ?私がそのようなことを言われる必要があるのか?と考えた時、

理由が”短時間勤務”だからだとしか思えませんでした。

その時の私には、”通常勤務”に戻す選択しか見つけられませんでした。

夫を説得、家族会議

全身に蕁麻疹が出た結果、短時間勤務で働くことでストレスが限界となるので、通常勤務に戻したい旨を主人に相談しました。主人は状況を踏まえて、本人の働き方の変更も了承してくれたため、無事に通常勤務へ戻せました。その後は、その女性の先輩に文句を言われる立場はなくなり、蕁麻疹も一度きりで治りました。

振り返って考えること

今、振り返ると私はあの時、”通常勤務”に戻したことを”正解”だったと思っています。

でも、もしあの頃の自分にアドバイスするなら、

『女性の先輩の発言はあり得ないし、そもそも間違っている。』

『全く、気にしなくていい。あの先輩は性格が悪い、嫉妬しているだけ。』

『あなたのタイミングで勤務形態を考えれば大丈夫!実際、誰かに迷惑かけてる?』

と言葉をかけていたと思います。今の時代であれば、ハラスメント案件として会社に伝達しても良いと思います。あまり、ハラスメントの概念が広がっていなかったあの頃、20代の私は、数少ない女性の先輩を真っ向から否定することもできず、事業所で唯一の短時間勤務者という負い目もあり、非常にストレスがかかっていました。

現在、あの女性の先輩は退職されました。その後の彼女の発言・行動を踏まえても、人として尊敬できるような方でもなく、プライベートで仲良くしたいような方でもありませんでした。私は、私のような嫌な思いをする後輩が現れないように、お節介ながらも子育て中のワーママの後輩には声を掛けて過度に無理していないか声を掛けています。

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Ranisa
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こんにちは!
40代3児のワーママ Ranisaです
日々の暮らしを綴らせてください
笑顔で楽しい日々を送りたいと思っています。

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